6月20日(木)、3年生を対象に租税教室を開催しました。
講師としてお招きしたのは、税理士会の方3名です。

税金は何種類くらいあるのか(約50種類だそうです)とか、
なぜ税金を払わなければならないのか、といった話から講演をしていただきました。
その中で「税金のない世界」を題材にしたアニメ『アナザー・ワールド』の上映もありました。
消費税など、日常の生活で煩わしく感じられることもある税金ですが、
アニメに描かれた世界では、社会福祉はなく、ごみの収集も行われない、
火事になっても消防車が出動することもありません。
税の徴収はどうしたら公平になるか、ということを皆で考える場面や、
選挙で選ばれた議会が税の徴収について決め、
その使い道も議会で決められることなどが話されました。

3年生は公民で社会の仕組みを学びますが、
生徒は真剣な表情で話を聞いていました。
この租税教室は、公民を学ぶ良いきっかけになったようです。